お尻ニキビ対策

お尻ニキビができる原因

お尻にニキビ？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お尻もニキビができやすいところです。

ニキビができやすくなる原因としては
・皮膚常在菌であるアクネ菌が多く存在する。
・皮脂の分泌が多い。
・毛穴に汚れなどが詰まりやすい。
などがあげられます。

おしりは下着や衣類などによって通気性が悪く蒸れやすいため、汗や皮脂により雑菌が繁殖しやすい部位です。このため、汗をかきやすい夏場などは特にアクネ菌が大量に繁殖し、ニキビができやすい環境となります。

また、おしりの毛穴は長時間の座位などによって圧迫されやすいため、汗や皮脂の分泌が妨げられて毛穴詰まりを生じることも少なくありません。

このように、おしりはニキビができる条件が揃いやすく、実はニキビができやすい部位なのです。

お尻ニキビの特徴

お尻は、雑菌が繁殖しやすい部位でもあるので、お尻ニキビは詰まった毛穴内で化膿することも多く、圧迫すると強い痛みを伴うニキビに悪化しやすい特徴があります。

長時間デスクワークをしている人などは、座っているだけでお尻のニキビが痛いという事もあるかもしれません。

お尻ニキビの予防

お尻ニキビができやすい人は、ニキビの治療と共に生活習慣を見直して、ニキビを作らないように心がけましょう。

入浴の際には、お尻を丁寧に洗う事を心掛けましょう。
お尻を清潔に保つことで、雑菌やアクネ菌の繁殖を防ぎ、お尻ニキビの予防につながります。

入浴の際には、湯船にもゆっくりと浸かりましょう。
体を温めることで、皮膚や毛穴の汚れを浮き上がらせ、よりキレイに体を洗うことができます。

スキニージーンズやタイトスカートなど、体のラインに密着するような衣類は、長時間着用しないように心掛けましょう。
通気性を良くして蒸れを防ぎ、汗や皮脂による雑菌やアクネ菌の繁殖を抑えます。

運動後や夏場に屋外にいた場合など、大量に汗をかいた時には、こまめに着替えをしましょう。
汗や皮脂は、雑菌やアクネ菌の繁殖の原因となるので、着替えることで環境を改善します。

長時間のデスクワークなどの際にも、こまめに席を立って歩くなど、お尻が蒸れやすい環境を避けましょう。
長時間の座位を避けることは、圧迫によって汗や皮脂の分泌が妨げられることによる、毛穴詰まりを予防する効果もあります。

お尻ニキビの治し方

ニキビ治療薬の多くには、炎症を鎮める成分がふくまれており、詰まった毛穴内に浸透して炎症を改善し、ニキビの治りを促します。

しかしながら、お尻ニキビは強い炎症を生じている場合が多いため、お尻ニキビに特化した治療薬を必要とする場合も少なくありません。

そのような場合には、お尻ニキビに特化した治療薬を使用したり、専門医を受診するなど、一般のニキビ治療とは異なる対策が必要になります。

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